第3章 day2 「入間銃兎」
こくり。
頷くと私は立ち上がりゆっくりタイトスカートを上げる。
下着を着けていないストッキングの中は、すでに濡れそぼっている。
「足を閉じていたら見えないでしょう。
開いてください。」
羞恥心をくすぐるように誘導していく入間さん。
おずおずと足を開くと、入間さんは立ち上がり赤い革の手袋を付けたままストッキング越しの私の秘部を撫でた。
「私のを舐めただけで興奮したんですか?」
目の前で指についた滑りを見せつけ、にやりと笑う。
小さな声ではいと返事をすれば、小さくくくっと笑う声。
「貴女を選んで正解でしたよ。」
へんたい、ですね
耳に吹き込まれた声にずくん、とお腹が疼き体が震える。
それを目ざとく見つけた入間さんはまた笑った。
「じゃあ今度はその机の上で足を開きなさい。」
備え付けのガラスのローテーブル。
その上を指指した入間さんの口元は歪む。
サドの
支配者の眼
逆らえなくて、ローテーブルに腰を下ろす。
そして、ヒールを履いたままローテーブルに足をつけ膝を左右に割り開いた。
瞬間、じわりと溢れ出る蜜。
早く、早く指示をして。
早く罵って。
きっと顔はそれを求めていることが滲みでているのだろう。
入間さんは鞄から陰茎の形を模した玩具を取り出し避妊具を着けると私に近づく。
そして開いた足の中心に押し付けながら、入間さんは自らの唇を舐めた。
「じゃあ、これで遊んでください。できますよね?貴女なら。」
渡された擬似陰茎。
ストッキングを脱ごうとしたけれども、入間さんは私の秘部に触れながら薄い膜をぴりりと破り濡れた秘部を露わにする。
こくり、頷くと、私は擬似陰茎を持ち、切っ先を濡れた入り口に添えた。