第1章 大好きな白
謙信「葵・・・ありがとう」
葵「はい」
葵も謙信も一つの命を前に嬉し涙を流す。
が・・・
謙信「・・・俺に似ているな」
葵「そ・・・ですね・・・?」
謙信「お前の要素はどこだ?」
葵「えっと・・・羽とか尻尾がほら・・・」
そういって見せた子には、
葵と同じ羽と尻尾があった。
謙信「そこはいい。顔とかそのあたりだ。
・・・・・・今から仕込むか」
葵「謙信様!!」
佐助「謙信様。さすがに産後すぐはおやめください」
謙信の仕込む発言に葵は真っ赤になり、
佐助は謙信をたしなめていた。