第1章 大好きな白
おまけ
佐助「謙信様」
謙信「なんだ」
佐助が眉をひそめながら、
謙信の名を呼ぶ。
対する謙信はというと、
非常にご機嫌だった。
幸村「謙信様。手加減してやってくださいよ」
謙信「いつもはしてやってるぞ?」
信玄「いつもねえ?」
謙信「・・・だが」
義元「だが?」
謙信「藍が美味そうに吸っているから、
俺も吸ってみたが、
美味くはなかったな・・・」
佐助「謙信様、よく平気ですね」
謙信「どういう意味だ」
佐助「大の大人が母乳を吸うと、
腹を下すと俺たちの時代では有名ですから」
謙信「・・・不味い以外は何もなかったな」
佐助の言葉に謙信はそう返した。