第6章 上杉の忍び(謙信ED)
謙信「・・・声を抑えるな」
忍のソコから顔を離し、
謙信は忍をたしなめる。
忍は口を手で押さえながら、
ふるふると首を横にふる。
その様子が気に入らなかったのか、
いつもは刀を腰にさげるための紐で、
忍の手をつかむと、
その手を頭上で固定させた。
忍「け・・・謙信様何を・・・」
謙信「黙れ。お前が声を抑えるからだ。
お前がかわいい鳴声しか発せなくなるころに、
この紐はといてやろう」
謙信はそういうと先ほどまで舌で荒らしていた、
忍のナカに指を一本挿れる。
忍に触れるたびにくちゅりという音がして、
謙信は気を良くしていた。
戦場で存在を発揮する軍神さながらに、
謙信は忍という相手を、
攻め落とすことを考えていた。
忍のナカで指を動かし、
その指を一本、また一本と増やし、
忍を陥落させようと、
その攻めは激しさを増していく。