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イケメン戦国短編集2

第4章 君に捧げる恋歌(今川義元)


義元「・・・それは俺の都合いいように、
   解釈しちゃってもいいのかな?」
義元はふわりと笑う。

忍「勝手にしなさいよ。
    大体、興味ない男と、
    指切りの約束も、
    秘密に会うのも、
    あんな歌聞かせるのも・・・
    あと・・・部屋で二人きりで会うのも、
    そんなことするわけないでしょ。
    私もあんたに歌聞いてもらうの嬉しかったの・・・
    だから・・・無理やりされた時、
    騙されたと思って悲しかった・・・
    私が好きなら、
    もうこんなことしないで・・・」
始めは気の強い声だった忍は、
再び涙を流し始めていた。
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