第38章 夜のタカは天を舞う(織田信長)
忍「の・・・信長様?」
信長「静かにしておれ。
他の男に今の貴様を見せるわけにいかぬ」
信長はそういうと、
忍を横抱きにした。
信長と彼に抱えられた忍は、
信長の部屋である天主にたどり着いていた。
信長は天主につくや否や、
忍の身体を、
自身がいつも使っている褥の上におろした。
そのまま信長も忍の上にのしかかる。
忍「信長さ・・・んぅ・・・」
信長は忍に口づけをし、
忍の言葉を封じ込めていた。
忍は信長の口づけですでに酔っていた。
信長は自分の羽織と、
中途半端に乱れた忍の着物を、
脱がし始めた。