第37章 虎の贈り物(真田幸村)
幸村「なんだこれ?」
忍「さあ・・・その信玄様は、
幸村と二人きりの時に、
開けなさいって・・・
そしたら幸村は喜ぶって・・・」
忍は困った顔で、
そう幸村に告げる。
幸村「俺が喜ぶねえ・・・?」
幸村はそう言うと、
忍に、
箱を開ける許可もとらずに、
その箱を開けていた。
忍「きゃあ!?」
幸村「うわっ!?」
箱の中身を見た瞬間、
幸村と忍の口から、
悲鳴があがる。
箱の中身は、
男性器を模したような何かだった。
幸村「ったく何が俺が喜ぶだよ」
忍「ゆ・・・幸村・・・
は・・・早くしまってよ・・・」
幸村がその何かをとり、
見つめていると、
忍は顔を赤らめ、
幸村にそれを隠すようにお願いしていた。