第1章 君の色(石田三成)
忍「み・・・三成様・・・!?」
三成「すみません・・・
私ではあなたの恋人の代わりに、
なれないでしょうか?」
忍「な・・・なんで・・・」
三成「・・・ずっと以前より、
あなたのことをお慕いしていました。
恋人を喪ったばかりのあなたに、
こんなことを告げるのはずるいのは、
分かっています。
ですが・・・この気持ちは本当です」
忍「そ・・・そんな急に言われましても・・・」
三成「分かっています。ですが・・・
忍様・・・
私の気持ちを知ってください」
三成はそういうと、
忍の唇を奪っていた。
忍は先ほどの浪人たちと、
自身の恋人をよぎらせ、
三成を必死に拒もうとしていた。
だが三成の口づけは止まらず、
それどころかどんどん深くなっていた。