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イケメン戦国短編集2
第36章 苦き夢と甘き現(徳川家康)※閲覧注意
忍は饅頭の包みを持ったまま、
家康の御殿を数日ぶりに訪れていた。
忍「家康いるー?」
家康「いるよ。何?」
忍は襖を開き、
家康のいる部屋の中に入る。
家康「何の用?」
忍「用がなかったら、
来たら駄目だった?」
家康「・・・あんたも物好きだね」
本当は用がなくても、
忍が来てくれることは、
本当はうれしく駄目ではないのだが、
素直になれない家康は、
ぶっきらぼうに返すのがやっとだった。
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