第35章 好奇心?(今川義元)
義元「でこっちは何?」
忍「え・・・やっぱり、
言わないと駄目ですか?」
義元「うん」
忍「夜に使うものです・・・」
義元「夜?今は使えないってこと?」
忍「そんなことは、
ないですけど・・・
その・・・アレは、
夜にする印象なので・・・」
義元「あれ・・・?
あっ・・・夜伽か・・・」
言葉を濁す忍の様子に、
義元はしばし考えた後、
やがて思いついたように告げる。
忍「言わないでください。
そうですけど!!」
義元「夜伽で使うやつなら、
試しに使ってもいい?今」
忍「え!?今ですか・・・!?
まだ昼ですよ!?」
義元「君に触れたくなった。
それだけじゃ君を、
昼間に抱くのはダメ?」
忍「だ・・・ダメ・・・です」
義元「つれないなぁ・・・
まあ抱いてって、
言わせるのも一興かな?」
義元はそういうと、
忍をフローリングの、
床の上に押し倒し、
その上にのしかかる。