第33章 拘束された夜（顕如）

忍「や・・・顕如さぁ・・・
　　　　やめ・・・て・・・」
顕如「疼くのだろう？
　　　今度は私に身を委ねなさい」

好き放題される前なら、
忍に着物を着なおさせ、
牢屋の中から、
容赦なく出していただろうが、
忍に一物を舐められ、
挙句の果てに、
自慰行為を見させられた顕如は、
男の欲に支配され、
忍に触れたい。
という本能の雄になっていた。

忍「ひゃ・・・あぁ・・・っ」
忍より、
性の経験がある大人である顕如が、
巧みな指使いで忍を愛でる。

同じ胸への愛撫なのに・・・
同じ秘所への愛撫なのに・・・
自分で慰めているときよりも、
はるかに強い快楽が、
忍を襲う。

忍「け・・・顕如さ・・・
　　　　も・・・もう・・・」
顕如「ああ・・・遠慮なく果てなさい」
顕如は唇で忍の胸を吸うと、
忍のナカで、
指をバラバラと動かす。
忍は背中を反らし、
自分の指ではできなかった、
快楽の先にたどり着いた。