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イケメン戦国短編集2
第33章 拘束された夜(顕如)
そんな時、
顕如の入る牢の中に、
一人の女が、
するりと入り込む。
女「顕如さん・・・」
顕如「お前は・・・」
訪れたその女に、
顕如は目を見開く。
信長の・・・否、
安土の寵姫である、
忍であった。
忍「顕如さん・・・」
忍は、
恐る恐る顕如に近づく。
顕如「お嬢さん。
いくら安土の牢とはいえ、
復讐鬼に近づくものではない」
忍「・・・仕事ですから」
忍はそういうと、
ゆっくりと顕如に触れる。
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