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イケメン戦国短編集2
第31章 紅花散華(毛利元就)※閲覧注意
女「ん・・・?」
女はしばらくして、
意識を取り戻していた。
ひどい悪夢を見たと、
女はそう思っていた。
だが足と足の間に、
残る痛みと、
身体のだるさが、
夢ではないのだと、
女を徐々に現実に引き戻す。
女の足には、
包帯がまかれており、
その身体には、
見慣れない着物が、
纏われているのに、
女は気づく。
女「一体誰が・・・」
元就「よう目覚めたか」
女「!!」
突然のことに女は驚く。
そこにいたのは、
自分にこんな狼藉を、
働いた男その人だった。
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