第31章 紅花散華(毛利元就)※閲覧注意
女「いや・・・やめて・・・」
元就「やめてねえ?
もう一回してほしいなら、
いつでもしてやるけど?」
女「いや・・・いや・・・
痛いのもういや・・・」
元就「お前がおとなしく、
俺のモノになれば、
やさしくしてやるけどなー?」
女「おこと・・・わり・・・」
女は震える声で、
元就を拒絶する。
身体は奪われても、
心までは元就に、
奪われたくはなかった。
元就「おことわりね・・・
本当におもしろいな。
なあ忍ちゃん」
忍「!!」
元就に名前を呼ばれた瞬間、
忍は気づかされてしまった。
自分は一生、元就に、
身も心も、
奪われていくのだ、
ということを・・・
そして忍の予感通りに、
元就のもとで、
一生紅い花を咲かせては、
散らされることに。
なるのだった・・・
おしまい