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イケメン戦国短編集2

第25章 初めの絆(毛利元就)


元就「治ったらいくらでも、
   文句きいてやるよ。
   まあ文句聞くだけじゃ、
   すまさねえけどな」

忍「・・・助平!!」
元就「助平でわりいかよ。
   意味分かってるあたり、
   お前も期待してんじゃねえか」

元就は開き直ると、
忍の掛布団をめくり、
そのまま隣に、
横になって寝始めた。

忍「ちょ・・・」
忍が文句を言うより先に、
隣からは規則正しい寝息が、
聞こえてくる。

忍「・・・もう」
忍はため息をついた。
忍「あんなに注いで子でもできたら、
    どうすんのよ・・・
    海賊毛利元就・・・」
忍はぽつりと彼の名を呼ぶと、
忍も横になる。

元就「・・・ばーかそうなる前に、
   さらうに決まってんだろうが、
   ・・・この店はもう開けさせねえ」
元就は目を開けると、
その言葉だけを紡いでいた。


おしまい
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