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イケメン戦国短編集2

第3章 犬と猿・・・?(豊臣秀吉)


秀吉「お前、俺とそういうことできるのか?」
忍「それが私の使命だから、
    好き嫌いは言わないわ。
    むしろ秀吉さん・・・?は、
    私と夜伽できるの?」
秀吉「・・・お前とそういうことを、
   したことがないのに、
   できるできないとか言えるか」

忍「試してみる?」
秀吉「女が簡単に身体開くんじゃねえよ」
忍「意気地なし。
    信長様の右腕がそんなだとは知らなかったわ」
秀吉「何だと・・・」
忍「私はともかくとして、
    父様は別にあなたじゃなくてもいいのよ。
    あなたが信長様の右腕でなければ、
    私をあなたによこしたりなんかはしないわ」

秀吉「それはどういう意味だ!!」
忍「・・・政略結婚なんてそんなものでしょ。
    信長様に拾われて、
    武士の出じゃないにもかかわらず、
    信長様の右腕になった男に、
    たまたま武家の娘として生まれただけの女を、
    嫁として利用する。
    ただそれだけよ」
忍は自嘲じみた笑みを浮かべる。
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