第22章 禁断の海(毛利元就)※閲覧注意
忍は大切な者が、
自分の目の前で、
壊されるその様に、
恐怖を抱くことしかできなかった。
震える忍を、
元就は蹂躙した。
そして忍に、
恐ろしい言葉をつきつけたのだ・・・
忍が自分に、
素直に貫かれなければ、
もっと多くの人間が犠牲になると・・・
残された周りの人たちは、
元就のおかしさに気づきながら、
何も言わない者たちだけだ。
忍を売ってしまえば、
自分たちは殺されずに、
安寧の日々は送れると、
忍を元就の生贄にした者たちだ。
忍も自分さえ我慢すれば、
元就が凶刃をふるうことはないと・・・
元就の陰茎に貫かれることを選んだ。
元就は忍が、
おとなしく啼いているうちは、
周りにも彼女にもひどいことはしない。
忍を恋人のように、
愛しい人のように、
その日初めて優しく抱かれた。