• テキストサイズ

イケメン戦国短編集2

第21章 妖しき宴(伊達政宗、明智光秀、石田三成)


時を同じくして、
政宗の御殿の厨では、
政宗が料理をしていた。
先にできたものはすでに出したが、
時間がかかりそうなものは、
後から持っていくことにしたからだ。

政宗「よし。うめえな・・・
   食わすやつに、
   食わせがいがないのが残念だ」
政宗は味見をすると、
自身の料理に自画自賛をする。
そして料理を食べるであろう光秀と三成、
二人のことを考えてため息をついた。

政宗「忍程とは言わねえが、
   あいつらも少しは、
   食わせがいがあるといいんだけどな」
同時にどんな料理でも幸せそうに食べる、
安土で一番餌付けがいがある
(と政宗が勝手に思っている)、
忍のことをも考えていた。

政宗は料理を盛った皿を持つと、
光秀と三成、
そして忍の待つ部屋の襖を開けた。
/ 690ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp