第21章 妖しき宴（伊達政宗、明智光秀、石田三成）

三成は読書に夢中になり食事を抜く、
光秀は味が分からぬ、
効率がどうこうと、
その食事をごちゃまぜにする、
という悪癖があった。
そんな二人にきちんと、
食事をとってもらおうと、
忍はいろいろしているのだが、
その目立った成果はでていない。

光秀「そうだ小娘。
　　　俺らに食事をとらせたいのなら・・・
　　　とっておきの方法があるぞ。
　　　いや・・・でも小娘には難しいかもな？」
ため息をつく忍に、
光秀は何かを思いついたのか、
にやにやと笑みを浮かべて、
そんなことを、口にする。

光秀の笑みに嫌な予感がしたが、
光秀や三成にきちんと食事をしてほしい、
という気持ちは本当のため、
忍は光秀に、
「どんな方法ですか？」と素直に問うた。

光秀「それはな・・・・・・」
光秀は忍にあることを告げた。
忍の顔は真っ赤に染まる。