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イケメン戦国短編集2

第20章 交換留学?SIDE安土(信長の章)


信長「忍」
忍「・・・っ」
忍は信長に呼ばれびくりとした。
城へと戻ると信長は、
忍を天主に呼びつけていた。
忍は怯えたように信長を見ていた。

信長「・・・・・・
   (そうだな。それだけのことを俺はしたのだ)」
信長は忍の怯えた顔にショックを受けるが、
やがてそれを甘んじて受け入れようとした。

忍「用とはなんですか・・・?」
また無茶苦茶にされるのだろうか?
忍は覚悟を決めるように目をつむる。
だが忍を裏切るように、
信長はその手で頬に触れただけだった。

忍「信長様・・・?」
忍はそれに驚き、
目を見開き信長を見た。
信長は切なそうな顔で、
忍を見つめていた。

信長「分からぬのだ・・・」
忍「信長様なぜそのような顔を・・・」
信長「どんなに考えても、
   貴様のことが良く分からぬ。
   抱きつぶし子種を注げば、
   俺のモノになると思ったが・・・
   どんなに抱いても貴様が足りん!!」
信長は気づけば叫んでいた。

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