第19章 交換留学?SIDE安土(秀吉の章)
秀吉「忍!?」
秀吉は思わず彼女の名を呼ぶ。
次の瞬間だった。
秀吉「っ!?」
秀吉の腕の中の忍が、
童女とは思えない重さになった。
秀吉は思わず落としそうになったが、
必死にその身体を抱きとめた。
その時だった、秀吉の足と腕に、
童女とは思えない柔らかいものが触れる。
気づけば秀吉の腕の中と足の間に、
すっかり大人の姿になった、
忍がおさまっていた。
秀吉「なぁ・・・っ」
あまりのことに秀吉も驚いていた。
忍は身体の熱さに目をつむっていたが、
その熱がおさまったのかふと、
自分の置かれている状況を見た。
秀吉も自分が置かれている状況を考え始めた。
秀吉の足の上に、
忍はお尻をおろし座っており、
秀吉の腕は、忍の胸を、
がっちりと抱きかかえていた。