第15章 交換留学?SIDE安土(三成の章)
忍「その・・・身体だけのってこと・・・
性欲処理とかそういうね・・・」
三成「なるほど、それが“せふれ”ですか・・・
ならば訂正させてもらいます。
あなたがよろしいならば、
私の恋人になっていただきたい」
忍「え!?」
三成「身体だけでなく、
あなたの心もいただきたいと思っています。
だからあなたのいう“せふれ”では満足できません。
私の恋人になってほしい。
だめでしょうか?」
忍「うっ(耳と尻尾が見える)」
しゅんと効果音がしそうな目で、
三成は忍を見つめる。
三成「忍様?」
忍「その・・・いいよ?でも今はまだ・・・ね?
私は一応越後の人間だから・・・」
三成「分かっています。
あなたを私のものにした暁には、
本当の意味であなたを恋人、
そして伴侶にしたい」
忍「その時を待ってる」
三成と忍は将来を誓い合うように、
そっと何度も口づけを交わすのだった。
三成END