• テキストサイズ

イケメン戦国短編集2

第15章 交換留学?SIDE安土(三成の章)


ここでようやく三成も我に返り、
忍の胸から手を離す。

三成「も・・・申し訳ありません」
切腹でもしかねない勢いで三成は、
忍に謝罪の言葉を述べる。
その頬はうっすらと桃色に染まっていた。

三成「というかあれ?
   いつ元に戻られたんですか?」
三成はふと疑問がよぎり、顔をあげる。
三成の視界に再び忍のふくらみが入る。

三成「うわ・・・っ」
三成はあわてて視線を下におろす。
三成「お・・・お召し物は・・・!?」
忍「童女のは三成君に脱がされた・・・
     あと身体は元に戻ったけど、
     着物はそのままだったみたいで・・・」
三成「そ・・・そうでしたか・・・」
三成は視線をそらしたまま、そう答える。

三成「風邪をひかれてはいけません。
   すぐ着替えを持ってこさせ・・・うわぁ!!」
忍「きゃあっ!?」
三成はそういうと慌てて立ち上がる。
先ほどまで寝起きだったうえに、
慌てていた三成は転倒した。
その身体は運悪く、
忍を押し倒す形で巻き込んでいた。
/ 690ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp