第9章 指南書(森蘭丸)
蘭丸「・・・そろそろ下も触ってもいいですか?」
忍「ん・・・いいよ。
言ったでしょ。今晩だけは蘭丸のモノだって」
蘭丸「う・・・うん・・・」
蘭丸は忍の着物を乱し、
一糸まとわぬ姿へと変えた。
蘭丸「・・・っ」
きちんと毛の手入れまでされたその知らない、
女の人の証である秘所に蘭丸は息を飲んだ。
蘭丸「・・・俺以外の男に、
見せたことあるんですよね」
忍「聞くのは野暮だよ。蘭丸。
閨でほかの男の名前を出すのはね」
忍は適当にあしらうが、
その答えが、忍は生娘ではないと、
蘭丸に教えるには十分すぎた。
安土の・・・自分より上の武将たちの誰が、
彼女の初物を頂いたんだろうかと、
蘭丸はいい気分がしなかった。