第8章 上杉の忍び(三人ED)
忍「謙信様いろいろ種類あって悩んだけど、
謙信様ならこの色かなって」
そういうと水色のそれを謙信に渡す。
謙信「じゃあそれはなんだ?」
忍「佐助君のなかったから、
もう一つの謙信様の黒いのにしてみたよ。
まあ佐助君だと別の人のが、
いいだろうけどここで履くのはね・・・」
佐助の推し武将が誰かは知っているが、
上杉・武田と敵陣営の彼の人の名が、
入った下着を履かせるのは、
あまりにもということで、
佐助の上司の謙信のモノで統一したらしい。
佐助「よくわからない配慮ありがとう」
佐助は複雑そうな顔をしてそれを受け取った。
謙信「俺たちの布などどうでもいい。
忍。
まさかその布を見せるためだけに、
俺がお前を呼んだわけではないのは、
分かっておろう?」
忍「・・・はい」
忍は赤い顔をしてうなずいた。
あの日、謙信がはまったのは下着だけではない。
行為そのものであった。
ゆえに謙信はときおり、
忍を呼びつけると、
その身体を自身のモノで貫いていた。
その交わりには時折佐助も混ざっており、
忍の身体は薬などなくても、
二人の男を受け入れるようになっていた。
そして今宵もそんな交わりが行われるのだった。
おしまい