第8章 上杉の忍び(三人ED)
謙信「抜かせ。
俺のこれがお前のモノに劣るわけはなかろう?
一番初めも一番感じさせるのも俺だ」
謙信はそういうと、自身の衣を脱ぎ、
反り返った男の象徴を取り出した。
主君のモノを生で見た佐助も、
忍も目を見開いた。
普段の戦ならともかくとして、
こういう場合の臨戦態勢の主君を拝むことなど、
普通だったらありえないからだ。
佐助「さすが謙信様。
そちらの刀も立派でいらっしゃる」
謙信「ふざけた冗談を真顔で言うのはよせ」
佐助の物言いに謙信は眉をひそめる。
忍「け・・・謙信様・・・やだぁ・・・」
対する忍はというと、
生で拝んでしまった謙信のモノから、
顔を赤らめながら顔を必死にそらしていた。
佐助「忍・・・
恥ずかしいのは分かるけど、
それは謙信様を、
煽るだけだからやめた方がいい」
同じ男として忍の行いがいかに危険であるか、
佐助は忍に忠告をする。
実際自分の欲も昂りそうになったのだ。
それを言われた謙信に襲い掛かる衝動は、
自分以上であろうと佐助はそんなことを思った。
佐助はその主君の方をちらりと見る。
案の定、忍に煽られたと判断した謙信は、
すっかり雄の獣の顔になっていた。
佐助「あーあ・・・
忍が煽るから。かわいそうに」
佐助は謙信のさらに反り返ったモノと、
謙信の表情に、
これから謙信に、
蹂躙されることになるであろう忍を、
憐みの表情で見つめていた。