第8章 上杉の忍び(三人ED)
謙信は不機嫌そうな顔をする。
胸と違いほとは一つしかないためだ。
だが別に遠慮はいらないだろうと、
佐助が触れているそこに謙信も指を伸ばした。
二人の男が同時に触れる感覚に、
忍の口から悲鳴があがる。
佐助「謙信様。いきなり指二本は無茶ですよ」
謙信「そうか?忍のナカはうまそうに、
俺と佐助の指をくわえこんでいるようだが?」
佐助「謙信様・・・さすがにナニは同時はしませんよね?」
謙信「ナニ?」
佐助「俺たちの下半身のアレです」
忍のナカを指で解しながら、
佐助と謙信はそんな会話をしていた。
謙信「・・・さすがに俺と佐助のモノ、
二本は無理であろう?」
二本同時におさめるというのもなくはないだろうが、
さすがにいきなりは無茶苦茶だろうと謙信は眉を顰める。
佐助「謙信様が俺のも挿れろとか、
言い出したらどうしようかと思いましたよ」
謙信「お前のモノまで、
こいつのほとのナカで触れたくはない」
佐助「まあ・・・それは俺も同感です。
で俺は彼女の口で我慢すればいいんですか?」
謙信「ほう?てっきり先は譲れとか言うかと思ったぞ?
お前、こやつのこと好きなのであろう?」
佐助「・・・否定はしません。
ですが謙信様とて、
一番を譲るつもりはないでしょう。
だったら俺はこっちで我慢しますよ。
大事なのは一番初めよりも、
一番彼女に感じてもらうことですから」
佐助は謙信にそう言い放った。
忍はすでに息も絶え絶えになり、
ナカも潤い、あとは謙信たちを、
受け入れるだけになっていた。