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イケメン戦国短編集2

第7章 上杉の忍び(佐助ED)


忍「早めに寝ようにも、
    ベッド一つしかないんだよね」
ベッドが一つなのはまあ仕方ないだろう。
そういうホテルなのだから。

それに佐助も、忍も、
まだ寝る気分にはなれなかった。
もちろんそういうホテルで使う、
寝るという意味ではなく、
睡眠という意味での寝るである。

ホテル的な意味での寝るなら、
そういうホテルであると、
いまだ気づかない忍はともかく、
そういうホテルだと気づいた佐助の方は、
忍の発した“寝よう”という言葉に、
かすかに動揺をする。

だが人より表情の乏しかったのが、
今回に関しては幸いしたのか、
忍に悟られることはなかった。

忍「とりあえずテレビでも見るかな」
忍はリモコンを持つと、
テレビをつけようとした。
佐助「ちょ・・・待っ・・・」
佐助は慌てて止めようとするが、一瞬遅かった。
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