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イケメン戦国短編集2

第7章 上杉の忍び(佐助ED)


一度抜いたことで、
少しだけ冷静さを取り戻した佐助は、
忍と同じようにバスローブを身に着け、
忍のいる部屋に戻った。

忍「佐助、この後どうする?」
忍は佐助にそう問いかけた。
外は夜で雨はまだ降っている。
着ていたものもまだ乾いてはいない。

いずれにしても佐助と忍の今どうするは、
ホテルの中での行動に限られていた。
ここがどんなホテルで、
そのホテルに忍と二人きり、
佐助は早く雨があがって、
服が乾いてくれることを祈った。

だが佐助の願いを打ち砕くかのように、
外の雨は激しい音を立て、
時間はゆっくりと流れるだけだった。
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