第6章 上杉の忍び(謙信ED)
忍「け・・・謙信様・・・?」
謙信「やめろ。そのような顔をするな。
赤らんだ顔も、怯える顔も、
すべては俺を煽るものでしかないのだ」
忍「け・・・謙信様・・・」
謙信「もう何も言うな。
もはや俺は止められぬ」
謙信はそういうと、律動を開始した。
忍「そ・・・そんないきな・・・あっ」
謙信のモノがナカでこすれる感覚に、
忍は甘い声をあげる。
そんな甘い声がさらに謙信を狂わせ、
忍の腰をつかむと、
さらに速く、深くなっていく。
気づけば忍の手は自然に、
謙信の背に回り、
謙信の白い背中に赤い線がつく。
謙信の顔がかすかに痛みで歪むが、
その痛みすら謙信を煽るものにしかならず、
忍も謙信から与えられる熱におかされ、
すでに嬌声しかあげられなくなっていた。
そこにいるのは主君とその忍びではなく、
ただの二人の男女であった。