第1章 かぞくのかたち
「やー!久しぶりー!!」
ハンジはを抱きしめると、ばんばんと背中を叩いた。
「ハ、ハンジさん...痛い...です...」
「おい、クソメガネ。になんかあったらてめぇのうなじを削ぐぞ...」
「や、、、もう...ほんとこわいなぁ、兵士長は...ん?そこのちっさい子はひょっとして?」
「パパ、このひと、だぁれ?」
リヴァイの足元で言う子供に、ハンジは目を輝かせる。
「こいつはハンジといってな...とんでもねぇ変人だからな、注意しろ」
「パ...パパ!?かわいいなぁ!これがリヴァイジュニアかぁ!おいで!おいで!」
ハンジはそう言うと、手でパンパンと音をさせてトォンを呼びよせようとする。
「オイ...クソメガネ...犬猫とは違うんだぞ...」
トォンは人見知りモード全開でハンジをじっ...と見ている。
は苦笑して、トォンを前に出す。
「調査兵団団長のハンジさん。トォン。ほらご挨拶して」
トォンは前に出て、ぺこ、とお辞儀をした。
「トォン・アッカーマンです...」
そう言うと、ハンジはすぐに抱きついた。
「うっは!かわいい!!!なんだこれ、ナニこの小さい生き物!」
「...ママ、パパ...ハンジさん、ちょっとこわい」
「ええ!?」
「おいオレの息子から離れろ...殺されたくなきゃ今すぐに...」
「ぇえー...」
「ハンジさん、この子ちょっと人見知りするんです。慣れればそんなこともなくなると思うんですけど...」
「うんうん。はやいとこ、慣れてね?それで、お友達に、なろうね?」
「...てめぇの実験対象にはさせねぇぞ」
トォンを連れ戻したリヴァイは抱き上げるとなだめる。
ハンジはにやにやして、の手を握る。
「-・アッカーマンかぁ」
サイは照れくさそうに笑う。
「-みんな、喜ぶよ。お帰り、」
「ただいま、帰りました...ハンジさん」