第1章 かぞくのかたち
「よかった!あのね、りばいへいしちょう?」
「ん?」
「ママ、とってもかわいいでしょう?」
「もう!」
は困ったように笑う。
「ああ、可愛いな」
「-おひめさまみたいでしょう?」
「ああ。おまえの言うとおりだ」
「りばいへいしちょうはつよくて、かっこいいから、おうじさま...おうさま?かな?」
「そうなのか?」
「うん。でね、これはこのまえよんだほんに、のってたんだけど...わるいやつにつかまった、かわいいおひめさまを、かっこよくてつよいおうさまがたすけにくるの。それでそのわるいやつを、めっ!てして、おひめさまをたすけて、そのおひめさまと、おうさまはけっこんするんだよ?」
「...ああ。そうだな」
「もう...」
リヴァイは笑ってトォンの話を聞いている。
「この子、本が大好きなんです」
「...お前に似てるな。お前もよく、本を読んでた」
は苦笑した。
「だからね..かっこよくてつよいりばいへいしちょうは、かわいいおひめさまのママとけっこんしてもいいよ?」
「トォン...」
は嬉しくて、思わず涙をひとつ流す。
リヴァイはトォンを抱きしめて、頭をくしゃ、と撫でる。
「オレがお前のママと結婚したら、お前のパパになるが、いいか?」
「りばいへいしちょうがパパ...」
「ああ」
「ほんと!?ママ、けっこんするの?」
は笑って頷く。
「うわぁ...ママもりばいへいしちょうもだいすき!」
リヴァイは、笑うとを抱き寄せる。
「大切にする。お前も、トォンも」
は、微笑んで頷いた。