第1章 かぞくのかたち
が朝食の支度をしていると、目をこすりながらトォンが姿を現す。
「...ママ、おはよう...」
は振り返ると、微笑む。
「おはよう、トォン」
に抱きついたトォンはを見上げる。
「ママ、りばいへいしちょうは?もうかえっちゃったの?...ぼく、もっとおはなししたいこと、いっぱいあったのに」
はトォンを抱きしめた。
「あのね、ママ?ママりばいへいしちょうのこと、すきでしょう?」
「...どうして?」
「だってきのうのママ、すっごくうれしそうだったもの。それに、ぼくわかっちゃったんだけど」
は一生懸命話すトォンの後ろに来たリヴァイに笑う。
「りばいへいしちょうも、ママのことだいすきだとおもう!」
「-よくわかったな。えらいぞ...」
リヴァイはトォンの頭を撫でた。
トォンは振り向くと、目を輝かせて喜ぶ。
「わ!どうしているの!?」
「-おまえと、もっと色々話したかったからな。おまえが起きてくるのを待ってた」
トォンはリヴァイに抱きついた。
リヴァイも抱きしめて抱えあげる。
「おとまりしたの?」
「...ああ」
「ママと、なかよしさんなの?」
は、かっと赤くなって俯く。
「...そういうの、まだ教えてないはずなんですけど...」
リヴァイは苦笑した。
「ああ。なかよしだ」