第1章 かぞくのかたち
「?」
「...はい?」
「これから先のおまえの未来をオレにくれないか?」
「...え?」
リヴァイは驚くの頬に手を添える。
「...お前が好きだ。愛している」
は息を呑む。
「兵長...でも...私には子供もいて...」
「勿論トォンの父親になる。幸い、トォンはオレのことが大好きだろう?喜んでくれるんじゃないかと思うが?」
の眼から涙があふれる。
「調査兵団の兵士だった両親の残した形見だろう。その責任の一端はオレにもある。ともに、育てよう」
リヴァイはの涙をぬぐって、その頬に口付ける。
「生憎、オレは父親というものに縁が薄くてよく知らねぇから、至らないこともあると思うが...努力する」
「...本当に、いいんですか?私で」
「おまえじゃないとダメなんだ、」
「あなたは、誰もが尊敬する兵士でそれこそ望めば、もっと素敵な伴侶を見つけられます」
「オレを知らなさすぎだ。昔も今も、お前以外望まない」
リヴァイはひざまずいて、の手を取る。
「生涯を共に歩みたい。、結婚してくれ」
は、震える手で、リヴァイの手を握り返した。
「...私でよければ」
リヴァイはを抱きしめて、の唇に唇を重ねた。
そして微笑む。
「大事にする。もう二度と手放したりはしない」