【B-PROJECT】あなたの瞳に永遠を誓います......
第67章 甘い誘惑にご用心
次はミントチョコの帝人さん。
「場所は学校?」
撮影が始まった。
大学生設定なようだ。
「お腹空きませんか?」
中庭でのんびりしていると、彼がそう言う。
その手にはチョコレートの箱。
「はい、あーん」
長い指でチョコレートを摘むとそれを食べさせてくれる。
ドキドキする!
「はい、僕にも食べさせてください!」
顔を近づけて食べさせるように促す彼に、それを掴んで近づけた。
「うーん......美味しい!ありがとうございます」
そのまま、ギュッと思い切り抱きしめられる。
む、無邪気で可愛い!
「この爽やかな味......愛しいあなたとの青春の味ですね!」
カットーー!
「み、帝人さん!?」
「もう少しだけこのままでいさせてください!」