【B-PROJECT】あなたの瞳に永遠を誓います......
第67章 甘い誘惑にご用心
次はホワイトチョコの暉くん。
次は図書館か。
静かな雰囲気で並んで本を読む私達。
暉くんの元気なイメージで図書館......でも、似合うな。
本を持つ彼はいつもと違う大人の雰囲気だ。
「あのさ、良いもの持ってるでしょ?」
そう言って私の手の中からチョコレートを奪う。
「はい、食べさせて」
そのチョコレートを口元に持っていくと、それを咥えた暉くん。
そのまま本で顔を隠されて私達の距離が近づく。
えっ、えっ......?
カメラ目線だとキスしてる距離感!
彼はそれを食べ終えた。
「これ以上は帰ってからだね。このチョコみたいに優しく君を愛してあげたい......」
カットーー!
「ひ、ひ、暉くん!」
「なーに?なまえチャン、顔赤くない!?」
「ギャップがずるいです!!」
「ええ!」