【B-PROJECT】あなたの瞳に永遠を誓います......
第57章 Heart melter
そのまま、それを口に含んだ。
拙くてもいいや。彼が良いって言ってくれるなら。きっと私が逆の立場でも、どんな彼でも愛したい。
ゆっくり舌で触れながら濡らしていく。
全然が潤ったら、指も一緒に滑らせた。
「上手だね......」
「だって、気持ち良くなって欲しいから......」
全てを愛そうとすればする程、水音は激しくなっていく。
奥まで進んで、先端まで戻ってをゆっくり繰り返した。
「それ、気持ち良い......」
色っぽい声に誘われるみたいに、裏側を舐め上げると先端を唇で吸い上げる。
盗み見た彼の表情は、扇情的で気持ち良さそうで......。
見なきゃよかった。
私には......
「刺激が強過ぎる......」
ぱたりとその太腿に倒れた。
「ふふっ、どうしたの?」
「なんか、増長さんを盗み見したら後悔しました......」
「え......どうして?」
「色っぽ過ぎて、見るに耐えないです......」
顔を覆う両手を掴まれると、優しく口付けられた。
「それなら俺も見せてもらおうかな」
「いえ、私は大丈夫なので......きゃっ!」
引き寄せられると、そのままバスローブを脱がされた。
「下着つけてなくてよかった......本当は期待してたの?」
嬉しそうに言われたと思えば、胸の輪郭を舐め上げられる。
舌の感覚、熱い吐息にゾクゾクする。
「あっ、ちが......だって、替えの下着なんて持ち歩いてないですもん......」
「持ち歩く方がいいんじゃない?俺とこういうことしたら、すぐに濡れちゃうから」
「恥ずかしいこと言わないでください......あの、今日も明るいままなんですか?」
「みょうじさんの反応が可愛いから。どうしようかな」
膝立ちのままで、彼の指が下の敏感な部分に触れる。
「んっ......」
与えられる感覚にその肩をつかんだ。