【B-PROJECT】あなたの瞳に永遠を誓います......
第6章 大胆不敵なSweet Girl
「なまえ......」
「だって、こんなに美しいお顔立ちですよ?私も見たいです!」
「なまえ、落ち着け!美しいは嬉しくない」
「確かに、どちらも捨てがたいですね」
「辞めてくれ......」
もう、パニックだ。
「なに、なにー?楽しそうな事してるね」
「みょうじと金城の痴話喧嘩だろ」
「「痴話喧嘩?」」
そんなこんなで結局あの後は、増長さんに連れられて衣装部屋に来ていた。
侵入者が来ないように見張ってくれるみたい。
「帝人や健十が入って来たらいけないから。安心して着替えて来てね」
「ありがとうございます」
速やかに着替えのスペースに行き、扉を閉める。
早く着替えて撮影を見たい!
急いでブラウスのボタンを外す途中で......
カサカサカサ......えっ?茶色い物体。
「いっ、いやあああああ!!」
悲鳴と同時にすぐさま飛び出していた。
「どうしたの!?」
大声に振り向いた彼に思わず飛びつく。
かなり強く抱きついていたと思う。
「ええっ!みょうじさん!」