• テキストサイズ

【B-PROJECT】あなたの瞳に永遠を誓います......

第6章 大胆不敵なSweet Girl


「みょうじさん、自分を大切にしないと。俺たちの為に無茶しすぎだよ。みょうじさんが傷付いたら俺たちも悲しいんだから。ね?」


増長さん。

彼らの反応で伝わる。

私が皆を思うように、皆も私のことを思ってくれてるんだ。


「す、すみま...せ......」

そのことに気づくと、胸が熱くて視界がぼやける。


「ああっ!?リーダーが泣かせました」

「いけないんだ、いけないんだー」

「暉、小学生かよ......やめろ」

「リーダー、泣き止ませないと......」


「ええっ!みょうじさん、泣かないで......」

増長さんがおろおろしているけど、取り乱している姿は新鮮かも。


「ふふっ、焦る姿は新鮮ですね?」

「えっ、そうかな?でもそのまま!笑ってて!ね?」


私はこんなに優しい人達と一緒に仕事が出来て、A&Rとして側にいれて幸せだ。


彼らに出会えて本当に良かった。


「なまえちゃん、よかったぁ......」

「つばさちゃん!」

彼女にもよほど心配をかけたみたいで、今にも泣き出しそうな顔をしていた。
そのまま彼女を抱きしめた。

「大丈夫だよ。心配かけてごめんね?」

「ううん、おかえりなさい」

「ただいま......」
/ 1163ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp