【B-PROJECT】(完結)あなたの瞳に永遠を誓います
第49章 私の居場所、未来への約束
「違うよ?自分を見る目がないんだなって。人のことはよく見てるのに」
「えっ?」
「みょうじさんと毎日一緒に居られたら、日に日に夢中になっていくよ」
そう言って頬に口付けられたけど、こういう事すごく自然に出来ちゃうし。増長さんと居るとドキドキさせられっぱなしな気がする。
「いつも褒めすぎですから......」
「褒め足りないくらいだよ」
時々いじわるだけど、本当は誰より私に優しくて
視線、声色、触れる手、全てで愛を伝えてくれる。
『この人と死ぬまで一緒にいること』
私の人生にこれ以上の幸せはきっとない。
この人を心から信用して、ずっと一緒に居たい。
「これから、楽しみだね」
「何がですか?」
怪しく微笑む彼に胸騒ぎがする。
「婚約者なんて、あんな事やこんな事し放題だよ」
「なんの話ですか?」
「教えてあげない」
「教えてください......!」
「ふふっ、欲しがりさんだね?今夜実践でね。手とり足とり丁寧に、優しく深く教えてあげる。一緒に気持ち良くなろうね?」
あれ......?
なにか、おかしくないかな?