【B-PROJECT】あなたの瞳に永遠を誓います......
第6章 大胆不敵なSweet Girl
はっ!
......ここ......は?
目を開けると白い天井に白い壁。
「目が覚めたんだね!」
寝かされたベッドの脇には北門さんが居て、慌てて身体を起こす。
「是国さ......是国さんは!?」
私は......彼を追いかけて、階段から落ちて。
「っ!?」
思い出そうとしたら頭が痛んだ。手で触れた場所には包帯が巻かれているようだ。
「無理しないで?」
心配するような声色で優しく抱きしめられる。
「ありがとう。なまえが守ってくれたおかげで怪我はなかったんだ。でも、ショックからか心が子供に戻っているみたいで......」
それって......記憶障害をおこしてるってこと?
「彼の所へ......連れて行ってもらえますか?」
北門さんに支えてもらって病室を出ると、皆の姿があった。