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【B-PROJECT】あなたの瞳に永遠を誓います......

第46章 心地いい時間


「なまえ、こっちに来なよ。」

竜持くんの方を見ればその手にあるのは、


「キャラメルポップコーン!」

慌ててそちらに近づく。

「はい、あーんして?」

「......美味しいです!」

「なまえ、喉も渇いたよね?」

「いいんですか?」

北門さんはジュースを飲ませてくれる。


「人の彼女を餌付けするのは、やめてくれないかな?」

「僕たち別にそんなことしてないよ?」

「そうだよ。カズ、誤解だよ。」

「倫毘沙、さり気なく肩を抱いてるよね?」

「ははっ、だって可愛いから。」

「か、可愛いくないですよ!?」

「可愛いよ、付いてる。」

「どこですか?」

「ここだよ。」

そう言って唇の横に口付けられた。

ええっ!
北門さん、大胆すぎるよ。
顔に熱が集まる。

「倫毘沙、返して。」

「なまえはお化け屋敷なんて苦手でしょ?なにが好きなの?」


あれ......?

北門さんが増長さんをスルーした?


「ジェットコースターです!」

「それなら、僕と乗りに行こうよ。」

「だめだからね?倫毘沙も竜持も!」

「え?竜持くん!」

手を握られるとそのまま彼は走り出した。
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