• テキストサイズ

【B-PROJECT】あなたの瞳に永遠を誓います......

第46章 心地いい時間


あれ......?

「皆さん、温かすぎませんか?」

私ってこんなに歓迎されて、いいんだっけ?


「だって、俺たちの為だったんだよね?」

「ちゃんと、僕は分かってるよ。」

「なまえ、ありがとう。なまえはやっぱり優しいね。」

「こいつらは、お前が何してたか気付いたみたいだな。」


他の人は知らないよね?

「私、皆さんと一緒に居ながらハイエッジで歌手活動をしたんです!黙ってて、本当にごめんなさい!!」


「「ええっ!」」


「王茶利なら分かるだろ?今は活動休止してる話題の新人歌手『七色の声』の持ち主。」


あっ......暉くんのポカン顔をいただいた。

「み、Mimi......だから.リーダーはなまえチャンもMimiも自分のって?」

「ふふっ、そうだよ。俺はみょうじさんがMimiって知ってたから。」

「なまえさん、事情を話してくれますか?」

「はい。」


夜叉丸さんの妹さんが私の友人で恩人だったこと。

それに気付いた頃からハイエッジで歌手活動を始めたこと。

彼の復讐を辞めさせ、ガンダーラに戻すことが最終目的だったこと。


「夜叉丸さんへの口説き文句は俺たちの代わりに利用してほしいとかかな?」

「そ、そんなことないです!」

「歌手を始めても完全にハイエッジに行かなかったのは、夜叉丸さんのことが解決するまで俺たちと澄空さんを側で見守る為。違う?」

「うっ......。」

「みょうじさんが考えそうなことだからね。」


み、見透かされている......。


「本当に突然居なくなって、ごめんなさい。」


「ごめんねー!」

悠太くんに正面から抱きつかれた。

「僕たちの為に、ありがとう!」

「なまえ、すまない。知らないところで、辛い思いをさせたな。」

「側にいたのに気付けませんでした。本当に不甲斐ないです......なまえさん、ごめんなさい!」

「なまえ悪かったな。でも、帰って来てくれたら嬉しい」

「なまえ、ありがとう!」

「僕たちの為に、ごめんなさい......。」

「本当にありがとう、なまえちゃん!」

「ありがとうございます、なまえさん、」


「とんでもないです。また、A&Rとして側に居させてくれますか?」
/ 1163ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp