【B-PROJECT】あなたの瞳に永遠を誓います......
第46章 心地いい時間
離れていた期間を埋めるように色んな話をした。
話題は尽きなくてーー
「着いたよ。」
楽しい時間はあっという間に遊園地に到着してた。
「運転、ありがとうございました。」
「お役に立てて良かったよ。遊園地は好き?」
「大好きです!」
「想像通りだね。それじゃあ行こうか?」
そういえば......。
「人が多いところなんて、ばれますよね?今や人気アイドルなのに!」
何も考えてなかった、どうしよう......?
「これでバレないんじゃないかな?やり過ぎても逆に怪しいよね。」
そう言った彼は眼鏡をかけてハットを被った。
「眼鏡も物凄く似合いますね!」
見つめる先には青いフレームの眼鏡。
フレームの下側は少し茶色がかかってるのかな?
ーーカチャッ
微笑んだ彼はそれを私にかけてくれる。
「みょうじさんの方が、似合うよ。どんな姿も可愛い。」
ふわりと頬を包まれて、そのまま口付けられた。
「ま、ますながさん!?」
「どうしたの?」