• テキストサイズ

【B-PROJECT】(完結)あなたの瞳に永遠を誓います

第42章 キミとの出会いを運命に


「みょうじさんって致命的に鈍いよね?」




えっ......。





ええええっ!?


眩しい笑顔で......と、とても失礼な事を言われた!?



「大丈夫だよ。不安なことは解決して連れて帰るから。他の人と結婚とか、絶対に認めないからね」


「えっ......?」


「俺は母さんに見つけてほしくて今までずっと頑張ってきたよ。確かにそうだった。でも今は......もっと大切な夢が出来たんだ」


「大切な、夢......?」


「みょうじさんとの家庭を築く未来。今一番実現したいことなんだよ。それで人気が落ちたりしたら俺の力不足だよ。そしたらもっと頑張るから」


頬に手を添えられれば心臓が壊れそうなほどうるさい。

照れた様に笑って、でも真剣な眼差しでーー


「みょうじさんが大好きなんだ。結婚を大前提に俺と付き合ってくれませんか?」

流れるように手を取られて薬指に唇が触れた。



「今度は本当に予約させてほしい。俺は普通だし、秀でた物とか特にないかもしれない。でも、選んでくれた事を後悔させないように死ぬほど努力する。みょうじさんが教えてくれたけど......努力は得意みたいだから、俺を選んでくれませんか?」
/ 1163ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp