【B-PROJECT】あなたの瞳に永遠を誓います......
第34章 新たな日常
あの日、彼らと出会えたことに後悔なんて絶対にない。
皆のことが大切で、大好きな気持ちもずっと変わらない。
夜叉丸さんのことが無事に解決する日は、きっとそう遠くない。
もう少し、あと少し......。
今日という一日を辿る度に、つばさちゃんや彼らと離れたことを痛感した。
それと同時に、確実に前に進んでると嬉しく思う気持ちも大きかった。
生意気ながら、夜叉丸さんを救いたかった私。
でも、今は彼という存在が私にとっては物凄く大きかった。
彼が居るから、今笑えてるのかなって。