• テキストサイズ

【B-PROJECT】あなたの瞳に永遠を誓います......

第4章 煌めけVivid Color


増長さんがお礼を言う途中で、つばさちゃんのお腹が鳴った。
そのおかげで、最後に皆でカレーを食べることになる。

美味しそう!!


「美味しいね!!」

「なまえちゃん......見かけによらずよく食べるんだね」

「え?そうかな」


つばさちゃんとそんな話をしていると足音が聞こえた。

「ありがとう。おかげで良いCMが出来そうだよ」

声をかけてくれたのは二ノ宮監督。


「「こちらこそありがとうございました」」

「本当にMooNsに頼んで良かったよ」


なんと彼もFMJ歌謡祭のリハ現場にいたそうで、それが理由で彼らをCMに起用してくれたそうだ。


あの日の悔しさはこの仕事に繋がってたんだ。
監督がポンっと肩を叩いてくれる。

「MooNsが素晴らしいグループならA&Rもだね。あの場面で彼らを守る姿とても素敵だったよ。簡単に出来る事じゃない。本当に凄かったよ」

二ノ宮監督はとにかくとても温かくて優しい人だった。

「ありがとうございます......」

良い人と仕事が出来て本当に良かったな。


彼らを非難していたスタッフにも彼らの良さは伝わったみたい。
私達が戻ると皆で一緒にカレーを食べていた。

本当に良かった!
/ 1163ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp