第4章 煌めけVivid Color

「みょうじさん、不快な思いをさせてしまってすみません」

例のスタッフさん二人は私にもきちんと謝罪してくれた。


「いえ！こちらこそ失礼な事を言ってしまって......すみません。草むしりも手伝っていただいてありがとうございました！」


きっと悪い人じゃないよね。
でも......やたら見られているような？


「みょうじさんと一緒に僕らもMooNsさんを応援したいので、次にご一緒する機会があれば喜んでサポートさせてください」


両手を握られて思ったけど気さくな人達みたいだ。


「ありがとうございます！今後ともMooNsを宜しくお願いします。また一緒にお仕事出来る機会があれば嬉しいです」

本当に無事に終わって良かった！

今日の現場も知らないことだらけ......。


そんなことを思いながら帰路に着いたのだった。