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【B-PROJECT】あなたの瞳に永遠を誓います......

第25章 KICK OFF !


一方のベンチ......?
そこは試合をサボる人の楽園と化していた。


扇風機を回して涼む人、ジュース飲んでる人、愛染さんは日焼け止めを塗っている。


「皆さんスポーツは遊びじゃないんですよ!今回は確かにルールを知らなすぎる人が多いから『ゆるゆルール』ですが勝負事はやるからには全力です!」

心に響けばいいな。
皆さんはやれば出来る人です!


「暑いだろう。涼んで行くといい。」
百くんに手を引かれる。
膝の間に座らせられればそのまま扇風機を当てられた。

「す、涼しいーー!」

「なまえが熱中症になるといけないからな。」

「百くん......。」


「はい、飲んでいいよ?」

竜持くんはジュースをくれる。


「おいしーー!!」

「やっぱり可愛いね。僕にはなまえが合ってるよ」

「竜持くんの可愛いさは次元が違います!!」


「なまえも塗ってあげようか?何なら服の下も......。」

愛染さんが日焼け止めを持って近づいて来る。


「こらー!!」

悠太くんの怒った声が響いた。


危なかった......ダメダメ!
引き込まれそうになってた......。


再び試合再開!
北門さんが、剛士くんをかわして龍さんにパス!


「北門さんナイスです!」

走り出した龍さんへのパスは悠太くんが華麗にカット。
からの......増長さんにパスを回して。

あれ......?
なんか帝人さんと暉くん......写真を撮影してるよね?

え......なにあれ?


そうこうしている間に増長さんが剛士くんにパスを回してそのボールが百くんから......悠太くんに!
彼はそのまま暉くんと愛染さんを抜いて残るは帝人さんとの一騎打ち。



「悠太くんいっけぇーー!!」


シュパーンッと

シュートが華麗に決まった。


「ゴール!ゴール!ゴール!ゴール!



ハイタッチ!!」


後ろを振り向く彼。


皆はヘトヘトだ。


北門さん、剛士くん、増長さん、龍さんはちゃんと立ってるけど疲れてるようだし、暉くんは大の字で寝転んでいる。

愛染さんは日傘をさしてて、竜持くんと百くんは何故か三角座り......?


帝人さん?
彼はスマホをつついていた。

マミリンかな?
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