【B-PROJECT】(完結)あなたの瞳に永遠を誓います
第25章 KICK OFF !
「つばさちゃんの方がアリです!」
「何で?」
「どうして?」
「絵的に!!」
「「はっ!?」」
「ただし、帝人さんは私との方がアリです!」
「ホントですか!?」
「はい!だって、私達アニメ好きですし。一緒にお出かけしたら楽しそうですから。」
「行きましょう!」
「はい、絶対行きましょう!」
そう言って指切りをする。
「リーダーは、僕がリビングでマミリンを見ていると最近嫌な顔をします。」
「それは、酷いですね。私たちの敵です。」
帝人さん、可哀想。二人で彼の方を見る。
「帝人、何の話かな?俺も勉強しようかな?」
あれ?増長さんは爽やかに否定してきた。
「皆さんのようなかっこいい人たちにこそ、コスプレしてほしいです!!」
本当に、何でも似合うよ!
私はコスプレしたりはしないけど、綺麗な人のコスプレは目の保養だと思う。
「みょうじさんが望むなら何でも着てあげるし、何でもしてあげるよ?」
「増長さん、ほ、本当ですか!?」
その誘惑に思わず近づく。
「うん。だから、俺もアリだよね?」
「アリ寄りのアリです!!」
言うと同時に抱きしめられた。
「ふふっ、可愛いね。みょうじさんも俺の為にコスプレしようね?すぐに脱がせちゃうけど。」
「えっ?」
「気にしないで。こっちの話だから」